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◆05.バック・ネック接着

  

バック板を接着する前に、色々することがあります。
まずは、機械削りの凸凹をキレイにしておきます。スクレーパの刃をやり直したら、よく削れるようになりました。

ハードメイプルなので、時間がかかります。

 

トップもほとんどの加工を済ませます。スイッチとVOL/TONEの穴を空けます。現物をハメてみて、裏側も削りました。

見方によってはフルアコ?なんで、バック板にコントロールのフタは空けないつもりです。そんで、fホールから電気系部品を入れる練習をしました。スイッチは、細いアルミのハリガネを使ってうまいこと引っ張り出せました。そんで、VOLは、、、、
入らん!!!
fホールを空けた時に確認していたつもりが、スイッチだけ確認して満足しとった様です。おおぼけバィ。15分ぐらい途方に暮れて、対策を思案中、、、何だか失敗を連発中ですね。

ある案を思い浮かべながら、問題を先送りです。え〜!
フレームの3本の筋は、、、今後思い出してはイケません。

バック板は、現物合わせで1mm大きく外周をバンドソーで切りました。ここまで来ると、継ぎはぎの図面では合わない部分も出てきます。内側には、薄ーく油性ニスを塗って、f ホールから見えるブランド?を貼り付けました。のり代には、塗装しないようにしました。
アースの穴も空けてます。アースは、ブリッジのアンカーに付けるつもりやったとに、アルミでハンダが付かんとです。板バネアームにアースを取ります。

 

おりゃ〜接着バィ。フルアコといいながら、バック板はフラットです。Jetの変形なので、とか色々イイワケ考えて自分を納得させるとです。

 

次の日、コンコンとノックしてみると、トップの方が硬い響きがします。バックのRをルータで削りました。
全体をサンディングです。特にサイドは、ドラムサンダーの粗削りのままだったので、スクレーパーでバインディング/バックの面を合わせて削ります。

ここで、新技?。前回のNo,001では、バスウッドのオイル塗装に泣かされました。フレームのバスウッドにオイル塗装対策として、早めにウッドプライマー(水性キトサンタイプ)をたっぷり塗っときました。水性なのでバスウッドの表面がザラザラに膨らんできます。どうせサンディングするなら、膨らましてからという狙いもあります。このウッドプライマーは、乾くと元の木の色に戻ります。また作業しながら、染み込みがほとんどなくなるまでひつこく重ね塗りしてみます。

 

サンディング途中で、ネックを接着します。
ネックは真直ぐ付いて欲しいので、ネックのセンターラインにアルミ定規を、ブリッジ辺りのセンターに直角の出た木片を両面テープで付けて、確認しながらクランプで絞めております。

2個クランプで押さえたところで、アルミ定規を外してクランプを増やしております。ムニュムニュとタイトボンドが出てきます。

 

   

メイキングを少し中断して、別の話題を

福岡市箱崎で「銘木まつり」をやっていたので、行ってみました。倉庫のような建物の内部は思ったより広いです。見ても何の木か分からん様な自分が場違いな感じがして、中では写真をよー撮らんかったとです。
和装インテリアの国産材で、桧・ケヤキ・何とか杉・何とか松・シオジ(Ash)・栃・桜?などが並んでいました。コブや特殊な杢が出た木は、ウン十万の世界です。リーズナブルな価格もありました。でも、ギターの世界となんか違うなぁ〜という感じです。その中からギターに使えそうな見た目にも Good な木材を見付けだせれる知識・経験もないしね。

そんで、端材を買ってきました。端材といっても、1m×12cm×4cm もあってギターではネックも取れる大きさです。 硬くて重い、木目も強そうです。買う時何の木か聞いたら、一言「松」でした。500円。松というとパイン集成材の柔らかい木材を思い浮かべましたが、これ全然違います。でも、樹脂分が多そうなので使えるかどうか。
グレッチョにはもう使いませんよ。

   
 

こーのさんから貴重なご意見を頂きました。アーチの外周は、少し反り返らせる=リカーブという状態に仕上げるそうです。膨らみが強調されるわけですね。

そんで、トライしてます。こんな感じになってます。もっと反らせるんでしょうね〜。電動サンダーではなかなか削れんとです。

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