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◆11.組立て/とりあえず完成!

 

ボロシャツで磨きながら約一週間、バフをかけてみます。オイル塗装で光沢の賛否はおいといて、今回はやってみます。オイル塗装にこんなバフは効果ないんじゃないかと思いながら、StewMACでついでにボタンを押してしまったとです。
バフに塗料が付着しないように、よく固まってからにしましょう。一週間ではまだチョット怪しい感じ。fホールのとんがりに引っ掛からないように、ドリルの回転方向を変えます。

おぉ!、効果有りですね。電球が映り込むほどではないですが、ここまで出来るっちゃね〜、新発見です。たぶん木の種類にも因るんだと思います。
サンドペーパーの傷が目立つようになりました。下地の処理をもっとしっかりセナイカんです。

内部に、木の粉がかなりたまっています。
どうやって取るかというと、、、

 

以前TVでバイオリンの中のホコリを掃除するのに、お米をいれてジャラジャラするというのをやってましたので、まねてみます。

おぉ、ヨカですバイ。それでもこびりついている粉は、絵の具筆で取りました。

 

ペグを付けています。実際に部品を付けてみると寸法がキツかったりして、あっちこっちを削ったり修正しながらになります。

ペグは、No,001と同じコインで締めるタイプのロッキングチューナーです。

 

ローラーナットです。どーせ、一発で高さ調整なんか出来んと思って、フロイトローズのロックナットの高さ調整用のスペーサを使うことにしました。このスペーサは、0.5, 0.3, 0.2mm の3種類の厚みがあるイバニーズ製です。
要するに、最初から何も考えずに低めに作っていたわけです。 スペーサのサイズがデカイしネジ穴がないので加工します。

弦を張ってみて、確認ます。何度もやり直しです。ローラーナットの方が指板Rよりフラットぎみでした。

ブリッジ、板バネアームの様子。
 

配線です。スイッチはfホールから入るので、先にやっちゃいます。
まず、PUとVOLへ行く線をハンダ付けします。今回は、キバって銀入りハンダを使ったとです。気分です。
!!!ハンダゴテの金属の柄の部分を持ってしまい、ヤケドしてしまいました。すぐに水で冷やして、水膨れ程度ですみました。あっつぅ〜。

スイッチの首にアルミのハリガネを巻き付けて、fホールから入れて穴から引っ張り出します。

 
うまいこといきました。ナットを締めてます。締めすぎると、TOP 板が割れそうです。
 

VOL, TONE は、無計画なせいで大きく空けたジャックの穴から入れます。まずは、全部配線を済ませてアンプで音が出るかどうか確認します。。

同じく、アルミのハリガネで所定の穴に引っ張り出します。

なんやかんやで組立て→オクターブ調整までに一日かかってしまいました。

フルアコなのに、センターブロックがあって板バネアーム付き。Jetを意識したしたオリジナル(カッタウェイはNo,001と共通)デザイン。グレッチスタイルfホール。レスポールよりデカイ!。
完成です! ブラボ〜ぱちぱちぱち!!!

sea-geo Guitar No,002 グレッチョ

Neck ; Maple / Rosewood Fingerboard
Semi Full? Acoustic Body ; Hemlock Top / Ash Center Block / Maple Back / Basswood Frame

Pickups ; Gretsch FilterTron
Tailpiece ; Short Vibrola
Bridge ;
Wilkinson locking roller bridge(改)
Locking Tuner, Roller Nut(改)

生音は、
ほぼフルアコなので音が大きいのは想像のまんまですが、な〜んかチープな響きですバィ。床の間の板サウンド、、、低音のないカランとしたアメリカンです。

眺めてばかりいないで、アンプで音を出してみましょう。本物のグレッチを触ったこともないとです。ちゅうわけで、コメント出来んとです。VOL, TONE のノブがキツかったので、出っ張ったままです。押し込んだらたぶん取れなくなる!
アームは、シンクロタイプやフロイトローズに比べるとおまけ程度やなぁ〜チュウ感じです。ローラーナット/ローラーブリッジ/ロッキングチューナーのおかげでチューニングの狂いは、、、それなりです。


Sample Sound.mp3(41秒、640KB) (著作権は全て私にあります。)

気合いを入れて、Apple GarageBand で作りました。 ドラムとベースはコンピュータ様です。最初に出てくるチャカポカギターは、VOX Pathfinder 10 クリーンチャンネルをボイスレコーダ録り。 メロディのギターは、USB オーディオインターフェイスを通してパソコン直結--GarageBand のフェンダー系モデリングアンプ で多重録音しました。HSH系のギターばっかりだったので、この音は新鮮でした。

角度付きヘッド、セットネック、アーチドトップと新しい挑戦満載でした。もちろん、反省点はタクサンあります。
PUだけゴールドなのも、なんだかなぁ。

しばらく弾いてみて細かな修正と、ピックガードとロッドカバーを作りたくなって来たので、数週間後にホントの完成があるに違いない。

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