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◆03.ボディ切り出し

 

やっとアイチ木材さんから届きました。ほとんどが特注サイズです。アイモクさん忙しそうなので、計画的に時期を見て発注しましょう。でも、やっぱり休み前にムラムラ来るとです。今回は7月末に、前回はGW前に発注してしまいました。反省。
アイモクさんHPで従業員数約15名となってます。えっ、そんな人数で多くのメーカーに対応している!そりゃ大変ですタイ。

このガッツテレ松用だけでなく、今後のギター用材も入ってます。ラワンらしき薄い保護材がかぶせてあります。写真の板棒は、補修/補強に使うハードメイプルです。その他には、メイプルやマホのセンターブロック材、下の方に見える赤い大きな板は、今後トップとして使うパドックです。その下にも、、、。
最初は、ホームセンターの木だけで作っとったのにね。

 

左写真は、トップ/バック用のハードメイプルです。大きい方は、アコギバック用で以前自分ではぎ合わせた(ブックマッチ)木材です。グレッチョのバックにも同じ材を使用してます。
小さい方は、今回購入したエレクトリックフラットトップ用材です。こちらは、エレキサイズでブックマッチにもなっていません。グレードやサイズの違いで、価格はアコギ用の1/3以下です。アコギ用を使うのもったいないね。

右写真は、センターブロックとフレームに使うマホガニーです。下の板は、エレクトリックBグレードです。3ピースでした。なるべく継ぎ目を避けて、フレームにします。

半九「んで兄貴、どこが見た目にガッツと?」 
兄ぃ「 トップ/バックにハードメイプルは、名前からしてハードでガッツでしょう。」
半九「 えっ?、ルックスじゃなかと?。」
兄貴 「・・・」

 

気分を換えて、リアPUのプレートを作っております。アルミ板です。ブリッジは、最初のあたりに出てきたローラーブリッジなので、プレートは市販品が使えません。

出来ました。後で、コンパウンドで磨いてツルピかにするかもしれません。

 

やっぱりアコギ用の大きな板をテレに使うのは価格からしてもったいないので、別の板を注文しておりました。
エレクトリックフラットトップ用のグレードの低いキルトテッド・メイプルです。端が少し欠けています。高級なキルトとは模様が違いますね。でも、面白か杢がでチョりますバィ。これで、ルックスはガッツになるか?。

で、杢の部分を拡大してみると、機械削りでこーんなにササクレ立っとぅとです。逆目だらけチュウコツですね。カンナはダメ? こりゃ、削るの大変バィ。

電動サンダーやスクレーパーでやってみました。コンなんじゃ、気が遠〜くなるとです。

 

サイズも音もデカいベルトサンダーの登場です。未熟なもんで、ちょっとした力の入れ具合で、凹みが出来てしまって苦しみました。

やっと、電動サンダー小で仕上げています。

なんとかなりました。0.5mmぐらい板が薄くなりました。次からは、アイチさんでサンダー仕上げまでやってもらおっかな〜。

兄貴「 え!、自分でやれって?」
半九「 こーのさんも山本さんも、その他諸先輩方もそのぐらい自分でやっチョられますばぃ。」
兄貴「わしゃ、根性なしでヨカですばぁ〜ぃ。キルトはスカんチュウことにしとく手もあるな、ブツブツ、、、。」

ボディの材料が揃いました。切り出しまでやってしまいましょう。右から、TOP用キルテッドメイプル、BACK用ハードメイプル、フレーム用のマホガニーです。

今回は、コンターとエルボーカットを入れようと決めてまして、フレームは2枚重ね(内部カットのため)にします。右フレームは2枚重ねにする必要はナカデスが、材料の都合上そうなっちゃいました。おかげで、エレクトリック用のマホガニー1枚全部使っちゃいました。ソリッドの方が、よっぽど安い。

A3印刷の図面をスプレーボンドで貼ります。A3一枚では入りきらんので、継ぎはぎです。レーザープリンターの図面は、正確な寸法でません。

 

バンドソーで、切ってます。これは、フレームのマホですたぃ。

こんなに、捨てられちゃうなんて、かわいそうなマホです。使い道ナカよね〜。

切り終わりました。

よく考えたら、センターブロックを別注するよりも、1枚のマホからセンターブロック・フレームを一体で削り出した方が安かバィ。BACK板も無くせば、さらに安うなるバィ。また今度ね。

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