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◆07.腹・肘カット/ネックジョイント

 

ネックジョイントをま〜るくしてみます。ミュージックマンのギター/ベースがこうなってますよね。そんで、ネックを完成一歩手前で置いとったとです。

ネックをボディの円にあわせて削ります。ボディ側は球状にします。

ネックおにぎりを再調整。普通の厚みにソフトV形状になりました。グレッチョは、厚めでハッキリVでした。

 

テレなのに、ストラト並に肘・腹カットを入れます。キルトメイプルは、少し削り難いです。

腹カットは、適当に鉛筆でカットのカーブを書いて、ノコでイッパイ切れ目を入れてバキバキ割っていきます。適当なので、ボディ内部に貫通してしまわないかと不安になるとです。

 

ノミでだいたい整えて、

カナノコヤスリで凸凹を無くします。

ネックジョイントのネジ穴を開けます。図面から、ボール盤で下穴を空けます。裏側からなので、図面は反転印刷です。

ネック位置を合わせてクランプで仮り押さえします。これで、ネックの左右角度が決まるので慎重に。
 

ボディ側の下穴をガイドにして、ネックにも下穴を空けます。

ネックに直角ガイドの木片を使って、ネジの穴を空けます。

 

使用するネジを一度締めてみましょう。後でネジが締めやすくなります。無理に締めて、ネジが折れたり指板に貫通したら怖かバィ。

ボディ側のネジ穴を開けます。

 

ワッシャーの溝も掘りました。ネジ穴より先にこの穴を空ける方がヨカッタ。ボディ側のヒールカットをするために、1弦/ネックよりの穴だけ深くしています。ネジも一本だけ短いのを使います。
市販品のネック取り付けネジは、直径4.0〜5.0mmが使われているようです。ホームセンターで探して、太さ4.1mm(0.1mm は、何?)//長さ45mm(ステンレス)・32mm(ユニクロ鉄)を数十個単位で買ってきました。数十台分の量です。同じ太さで2種類の長さのネジを買おうとしたら、短い方はその店では鉄しかありませんでした。ユニクロ鉄は、メッキ色がチープな感じが残念。皿ネジなので市販品とは見た目も違います。

ネックを付けてみて確認。よっしゃ〜、大丈夫バィ。

 

ついでに、PUの位置も確認しておきましょう。弦幅より、PUの方が少し広かバィ。
この後、ネックポケット横の出っ張りをバンドソーで切り取りました。

   

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