Menu

◆17.配線を変えてみる

No,004 Red Padoauk の配線を変えてみます。
とってもブライトな音です。これが、パドウク センターブロックの音なんでしょう。アンプのミッドをいつもより上げたくなる。フロントPUの音をもっと丸くしたくて、Gibson 496R から498Tに変えて活躍しております。TONEはダミーで配線してないままです。
もう少しハイが落ち着いてくれてもエエかなぁ、と感じておりました。

木製エスカッションに使用した食用着色剤は、まだ色落ちしとりません。

それで私も、山本さんが試されておりましたBELDEN の内部配線用ケーブル#8503に変えてみることにしました。
ついでに、ジャックをDiMarzio(スイッチクラフト製)に変えます。このジャックは、サウンドハウスさんで1個220円でした。ナカナカ入荷しなくて、待たされました。その後、PU以外のDiMarzio パーツは取り扱いしなくなったみたいです。ジャックで音は変わらん?。

プレートの穴サイズが合わなかったので、これも舶来モノにしました。たまたま、買ってました。
元の配線には、錫メッキの2芯シールドを2芯とも+にして使ってました。

シールド線の2芯に錫メッキのない銅線タイプもよく使います。

BELDEN に変えました。こう書くと、すんごい改造してるみたい。VOLから出力ジャックまでの10cmぐらいだけバァ〜ィ。
無鉛銀ハンダは変えてません。TONEは未配線のままです。アンプで音を出してみましょう。

う〜ん、おいしいハイミッドが出てきて、元気な音になったような気がする。クリーンのハーフトーンがイイ感じ。でも、先入観かもしれんトです。ブラインドテストで分かるやろうか?。そのぐらいです。イイ印象はあっても悪い感じはしないので、これでいきましょう。配線を全部変えると、もっと効果があるのかもしれません。

さらに、TONEを付けたらもっとハイが落ち着くんじゃないかと思いまして、コンデンサをビタミンQレプリカ.022μFにして配線してみました。TONE10にしても、500kΩの抵抗とコンデンサを通して高音がアースに落ちます。じゃあ、ここにBELDEN を使うと、おいしい音から落ちてしまう?。

アンプから音を出してみると、こりゃ、分かりました。歪ませてハイポジションをチョーキングしても、顔が歪まんとです。すぐに、配線を外しTONE は再びダミーとなりました。 仕返しに?、廃棄寸前のボロいポットを付けときました。
通常は、TONEが付いてる方が主流で基準になると思います。TONEを外すと、良くも悪くもジャ〜っと出るようになります。

アマチュアでも、良くなるなら少しぐらいお金をかけたいですよね。基が良いにこしたことないもんね。その前に、片手で持てるよかアンプば欲しかバィ。

 

■TONEポット 10カット改造

そんでは、TONEも欲しいけどハイ落ちもヤだッチュウ人のためのポットの改造法です。VOLには、使えません。
ポットの10手前の抵抗膜をでカッターで切って、10にすると抵抗値0Ωになるようにするとです。ガリが出る可能性大です。SONIC FULL-UP TONE POT と同じだと思います。
最近はTONEの配線をしないので、この改造はやらなくなりました。

1.

ドライバーで爪を外し、分解すっバィ。ポットは、なんとGibson です。
ケガにご注意。

5.確認

「0」で、2.6Ω。あれ、おかしいやん?

2.

分解した状態。

6.確認

「9」付近、0.531MΩ=531KΩ、少し多めですね。

3.

抵抗膜の10手前をカッターで切ります。簡単に切れるとです。出てきたゴミは、キレイに拭いておきましょう。

7.確認

「10」で、0.L=導通なし
よっしゃ!

4.

爪を戻して完成。

 

 

Menu