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◆01.山桜
面白い・キレイな木材が手に入ると、制作意欲がわきます。銘木にこだわっとるつもりはないのに、ギターのネーミングに木材名が多かばぃ。今後、どうなることやら。
バンドの練習にいつも作業服で来るドラムのYさんから、玄関に十数年使われていた70×60cm,9cm厚の廃材をもらいました。欅(ケヤキ)だそうです。20kg ぐらいあります。元は3mあって、家の建て替えで使った残りだそうです。ケヤキの楽器といえば、和太鼓が一番有名でしょう。琵琶のバックにも使われることもあるそうです。 でも切らんことニャ、始まらんバィ。山本さんの「脱獄囚になったつもりで」のお言葉を励みにして、手ノコで切り始めました。1/4ぐらいで、気持ちはもうギブアップです。垂直にも切れてないし。 |
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ひ〜、汗ボタボタ。 2時間かかって切れました。もう限界です。ホームセンターか、製材所に持っていってみようと思います。 |
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そこで、グレッチョ05.で「銘木まつり」を紹介した(株)九銘協(福岡市箱崎ふ頭)に飛び込みで持っていってみました。加工を快く引き受けて頂きました。ケヤキではなく、サクラだそうです。色々あるサクラの中でも、デラックスな山桜(本桜)だそうです。木材としてのサクラって、知りませんでした。インターネットで調べたら、三味線の棹や琵琶にも使われるらしい。 10日ほどして連絡があり、取りに行きました。おぉ!、大柄な杢が一面に!、銘木様やったとヤね。とても硬くて、ハードメイプルとソフトメイプルの中間ぐらいの感じです。コンコンとノックした音の感じは、メイプルよりミッドで響きます。 凄い木をもらったもんです。もう手に入らないかもしれないので、大切に使いましょう。豪邸立て替え中の皆様、こんな銘木の端材が出たらタダで下さい。ギターに生まれ変わります。 |
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たまには、セットネックもノの渋めのシングルカッタウェイに挑戦しましょうか。王道レスポールよりもひねってLP-Special もええなぁ、レスポールの親戚みたいなのでGibson L-5S を急に思い出してインターネットで写真を探して図面にしてみました。 こんなんやった? もちろんオリジナルは2PUです。 L-5S の特徴的なワイドトラベルブリッジや、あの!ブランコテールピースは売ってなさそうです。高いとヨー買わんし。 |
ちっちゃいバンドソーではボディトップ半分の幅の板を挽き割ることはできんトです。山本さん、手ノコで出来るちゅ〜トッタよなぁ。180mm幅・15mm厚のサクラです。製材してもらったサクラの余りで練習してみます。 やっぱり、中でノコが曲がってしまってうまく進みません。 |
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助っ人電動ノコの登場です。ジグソーを大型にしたような工具です。切断能力=柔らかい木10×10cmを遥かに超えチョります。このサクラは、ハードメイプルに近い硬さです。 手ノコより、電動ノコの方が刃が厚くて曲がり難いので良いようです。振動で手がしびれるトです。 |
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数時間格闘して、凸凹ですけど、一応挽き割れました。半日か1日覚悟すれば出来そうです。手ノコの部分がひどく凹んでて、これは使えそうにありません。 これは練習、、、もう一枚やるとや? 自問自答して答えに悩んでます。 |
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