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◆08.ネック・指板接着

もっと効率よく荒削りできんかいな。
タジマの「アラカン」を使ってみました。変な名前、荒いカンナという意味でしょう。荒く削れます。

L5-Sは、何層かのパーフリングに幅の広いバインディング、バリバリ杢と背面にもアーチとレスポールよりもデラックスな仕様です。
レスポールの様な反り返しをしないで、L5-S風にシンプルな膨らみにしようと思ってます。あっさりしたアーチです。しかも、バインディング無しでさらにシンプル。裏のアーチもありません。

 

荒削りを終わって、荒いサンドペーパをかけ始めました。ナカナカ進まんので、こげんサンドペーパー板を作ってみました。

こんなんでエエかいな。写真は数枚やけんどがくさ、何日もかかってます。

 

途中で、ネックを接着しましょう。ネック板に十分な厚みが無いので、ディープジョイントはできません。その代わり、ボディ側からネックのヒールがお迎えに出ちょります。

接着の前に、ピッタリ隙間が無いようにネックの方を修正してました。1時間以上やっとったな。

ストラトと同じぐらいの厚みで、アーチでサイドが下がっとるので、薄く感じます。
ここで、BMタイプと塗装の時間差をつけるために、しばらくこちらを中断します。

約一ヶ月ぶりです。BMタイプが塗装に入りましたので、こっちに戻ってきました。
アーチをまだ削っています。 PRSのサイトを見ていたら、チョビッとでもリカーブしたくなってきました。
 

目が粗いローズですね、出来上がってしまうと普通に見えます。指板を接着する前に、ナットの溝を掘っときましょう。なぜか、Fenderスタイル。この細いナット材しか持っとらんかったとです。フレット溝掘りと同時に、ナットの切れ目も入れとりました。

ヤスリで仕上げて、よしピッチリばぃ。

 

指板接着の準備です。弦の代りに糸を張って、指板の位置を決めてクランプで押さえときます。ここで、スケール長のチェックもしとります。ブリッジのコマの調節範囲が広いタイプなので、ブリッジを水平に付けてます。1弦のコマをネック側に寄せて(少し余裕を持って)スケールの628ミリになるようにするトです。

位置がずれない様に細い釘を使います。

トラスロッドを忘れないように。ボンドスーパーXで軽くネックに接着してあります。
 

ほれ、接着ばぃ。ボンド出しすぎた!

クランプで締めて、はみボンドを塗れ雑巾で拭き取っときます。1日以上置きます。

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