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◆10.ネック削り

ネックが付いて、それらしゅうなりました。表から見ると、バーズアイメイプルのスルーネックにしか見えんバィ。

今日は、1日かけてネックを削りましょう。ヒールをノミで加工しときます。ヒールの形は、リッケンを真似て左右非対称にしてみました。

モジャモジャ
私にとっては、結構な運動です。汗ばかくとです。2月というのに暖かい。

 

飽きてくるので、違う作業をはさみながら。ヒールは、大小のドラムサンダーを使います。StewMACの高価なサンディングステーションを購入したトですが使ったのは最初だけで、ドラムサンダーの部分しか使ってません。

せっかくセットネックに変更したので、格調高くいきましょう。

 

大きめのボリュート。こんな形でエエかの。

ボリュートの先っぽに、角度付きヘッドにするために継ぎ足したメイプルが見えとります。気にしましぇ〜ん。
リッケンバッカーには、ボリュートはなかったか?

 

御要望がとにかく細いネックという事でしたので、ナット幅41ミリで、Warmoth の細ネック(STANDARD THIN, 1F=20.3mm / 12F=22mm)のサイズに合わせました。 しかもソフト?V。私としてはものすごく細く感じます。今まで作った中でも、一番細いです。
STANDARD THIN ということは、Warmothにはもっと薄いのがあります。Ibanez は、ちょっと幅広43mmで17-19mmという驚異的な薄さ。

日をあけてネックの握りを調整します。ネックを削った直後は、反り方が変わってきたりしますので一週間様子を見ます。今は、順反りギミになってます。

 

頼りなさそうに見えるネックジョイントですけど、、、

リッケンバッカー650シリーズのスルーネックは、24フレット目でボディから出ていて、ヒールの出っ張りがもっと小さい。これは、2.5フレット分ボディに食い込ませて、ヒールを少し長めにしてボルトオン用のネックプレートと同じぐらいの接着面積を確保してあります〔元々ネジ止めの予定やったもんね〕。でも、サイドが少ないのでボディが硬めの材でないと心配ですね。PRSは、ヒールがもっとデカイ。

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