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◆12.オイル塗装-1/ピックガード

サンドペーパーをしていると、センターのメイプルの木目にパドウクの赤い粉が入り込んでしまいます。消しゴムで赤を落してます。でも、どうしても少し残ります。仕方ない。

パドウクの粉で手が赤くなって、触るトコ全部赤くなってしまいます。

塗装に入ります。今までの制作日数を見ると、2台ぐらい同時に作業しながら1台約4ヶ月かかってました。スピードアップするために、1月後半からこのギター1本に絞って制作を進めておりました。塗装に1ヶ月かかるので、3月中に出来るかどうかぐらいです。

ボコG/Bでやった塗装と同じ方法で、下地にシャバシャバカシュークリアを塗ってすぐに拭き取ります。フレットにカシューが乗ると後が大変と思って、指板にはカシューを塗りませんでした。

パドウクの赤は好きです。

 

第1回目オイル塗料です。

すぐ#240からオイル研ぎします。

指板まで丸ごとオイル塗料を塗って、ゴシゴシ拭き取ります。センターのメイプルが赤くなるのを恐れて、一回目はパドウクをオイル研ぎしません。

 

オイル塗装は、日焼けして黄色くなってきます。 パドウクは(オバンコルも)、塗装以上に木材自体が日焼けして変色するみたいです。 オイル塗装したマホガニーも数ヶ月すると色が濃くなるはず。

指板は、スポンジサンダーでオイル研ぎ。

 

塗料硬化1週間待ちの間に、ピックガードとロッドカバーを作っときます。

クリーム色の塩ビ板です。塩ビ板はDIY店であまり売ってなくて、インターネットで買ってます。バンドソーでスイスイカット。

 

ヤスリとスクレーパーでエッジを斜めにカットして、サンドペーパーで仕上げます。

ボディとネックのつなぎ目の谷に、シミが残ったような跡が出来て汚くなってます。二つ折りサンドペーパでは、消えんとです。

 

しっかりサンドペーパーを当てるために、当て木を作りました。ボディ側は曲面で、谷は90度より鋭角です。

もうオイル塗装をしているので、オイル研ぎになります。普通のサンドペーパーでは、角の部分がすぐに擦りきれちゃいました。

 

耐水ペーパー#240に貼り替えて、

少しは、シミが無くなりました。このぐらいで勘弁してもらいましょう。こんな凹みの部分は難しいですね。
濡れているのは、オイル塗料です。

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