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◆10.フレット処理/ウレタン塗装

ナットの溝を掘ります。フレットの溝切りの時にナット部分も鋸を入れてあるので、掘るだけです。
指板のヘッド側の余白をもっと取っとけばヨカッタですね。

ヤスリで、慎重に底を均します。

ナット材を当ててみて確認。この大きなナット材は、本当はナット用でなくてクラッシックギター用?のサドル用(大)です。同じ牛骨で厚みも同じなのでカットして使ってます。

 

カットすると4個分になります。

 

ウッディプライマーを塗りながら、サンディングを進めてます。

数日かかかって、#240まで来ました。

 

セッケンバッカーでオイル塗装もヨカねと思いながら、山桜L5-sからやり始めたウレタン塗装も色々ヤってみたいとです。
今回はツルピカでなくて、導管を残した極薄ウレタン塗装に挑戦しようと思ってます。半艶ぐらいでヨカです。

#300まで終了して、フレッシュアクアFでウォッシュコートです。この後、また#300で塗装を空研ぎしました。

なんだかこの塗装の透明は、味気ない。もうちょっと黄色い色を着けたいと思って、着色することにしました。塗料に黄土色と赤の水性ステインを混ぜて、ボロシャツで擦り込んでます。

フレッシュアクアFは、水性ウレタン塗料です。水性といっても溶剤にはアルコールも入ってるそうで、布で塗料を擦り込む程度だと数十秒で触れるぐらいに乾燥するとです。
こりゃ、シェラックのタンポ擦りと同じような塗り方でしょうか。インターネットで塗り方を見たことあります。

見る間に乾くんで、膝の上に載せたまま両面を塗れました。
バスウッドには少々色ムラが出来ました。ウォッシュコートをもっとしっかりやっといた方が良さそうです。
何回か塗っているうちに、、、
ありゃ、もう目標としてたぐらいの半艶になりました。

   

一晩乾かして、#400で軽くサンディング。ちょっと擦るだけで色の層が無くなってしまう薄さで、ホントに軽くしかできんトです。

もう一度、ステイン入り塗料を擦り込みました。

 

今度は、クリアコート?です。クリアを何度かタンポ擦りしました。フレッシュアクアFを少し水で薄めて伸びを良くしといて、タンポに染み込ませて表面をス〜ッと濡らす程度になでます。すぐに触れるぐらいに乾くので、何回も塗りました。

表のオバンコルは、タンポ擦りだけで結構な艶までイケたなぁ。

水性塗料でけば立って固まった部分をキレイにして、また塗装しとくとです。

ヘッドもボディと同様の塗装をします。ヘッド面以外はオイル塗装にするんで、周囲をマスキングしてます。オイル塗装する部分にウレタン塗料が染み込んでしまうと、オイル塗装が染み込まずに色ムラになるはず。

 

まだフレットの処理をしておりませんでした。すり合わせして、

確認。

坊主

角丸め

耐水ペーパー#800 〜#1000

磨き
コンパウンドを使ったらピカピカになりました。

サンドペーパー#1000の後に、スチールウールで磨くのを忘れとりました。コンパウンドを使ったら、スチールウールを省略できるっチュウこつですバィ。

また、タンポ擦りしました。ちょっとづつ艶も上がっとる。えぇ〜、塗装が2日で終了?。
実験的にやってみた塗装方法ですけんど、思った以上の上でした。 なんちゅう都合のヨカ塗料。いや、ワシのテクニックに違いない。今までの苦労は何やったとかいな。こりゃ、画期的バィ。
こんな楽チン塗装しとるのがバレんように、次からは秘密にしとかんとイカンのぅ。

ヘッドもあっという間にこのぐらい。

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