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◆01.穴修正

No,002グレッチョは、何度目かの登場です。制作中にトップ板にヒビが入り、オイル塗装の色もよろしくなくて、PUや電気系のパーツを外され、ジャンクとして部屋の隅で埃をかぶっておりました。廃棄一歩手前の状態。初のセットネック+アーチドトップちゅうことで失敗も色々あり、ま〜たいしたモンでないです。
これを使えるように直して、お譲りすることになりました。
なんつっても、第2作なんで色々直すところがありそうです。

埃だらけです。完成してから2年以上-3年近く経っとるんで、オイル塗装が干からびて艶がなくなってます。

栂トップに、アッシュのセンターブロック。バスウッドのフレーム。センターブロックは、バックのメイプルに接していない変なフルアコ?セミアコ?構造となっとりマス。

このヒビは、直りません。気温か湿気の変化のせいで、割れたんです。栂は、割れやすいんでしょう。一応タイトボンドを流し込んであるので、、、これ以上広がらんことを祈ります。

元は、グレッチのフィルタートロンを付けていたので、通常のハムPUが入りません。穴を加工します。フィルタートロンは、グッチテレ松に移植されました。

 

こんな工具で掘り始めましたが、なかなか進まん。後から加工スンのって、思ったより大変。

そんで、ボール盤にルータービットを付けて削ってます。ボール盤のベルトを掛け替えて、最高スピードに変えました。かなり怖いです。以前これをやってて、木をハジかれたことがあって怖い思いをしたことがあるとです。

PUの耳の部分は、ドリルとノミで掘れました。
何度か現物合わせで削りながら、なんとかハマリました。
 

それでは、部品を全部外して追いオイル塗装をします。元のオイル塗装は生きているので、薄く擦り込むだけで大丈夫です。なんと、当時の塗料が残っとった。

「あら、また靴下ですのう。」

艶が戻ってきました。

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