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◆13.ピックガード・下塗り

ピックガード材の在庫が無くなってたので、黒とクリーム色の2mm 厚1Pの大きな塩ビ版を数枚仕入れました。

エレキギターでよく使われる3Pの塩ビ版は、ギターパーツ屋さんでしか売ってなくて高いんで、在庫してません。

一番ヤなスイッチの細い穴から加工しとります。
 

糸鋸と、

サンドペーパー、ヤスリで削りんシャイ。PU穴を大きくしすぎて、失敗してしまう事が何度かありました。PUの底の一番大きな寸法を図面に書いとったためです。今回は、大丈夫。

角を斜めに削ってます。紙がジャマですよね。端だけちぎりました。

サンドペーパーでキレイにするとです。あぁ!傷つけてしもうた。ごめんちゃい。

台所用のアルミシールの幅の都合で、こんなサイズになっとります。

ピックガードが出来ました。
ストラト型ですけど、形をこれに合わせてあってネジ位置等も適当に決めとるので市販品との互換性はありません。
ピックガードを作り直したくなった時のために、図面データも一緒に付けておこうと思ってます。忘れそうやなぁ。

PU とスイッチを付けてみました。 ネジまで全部黒です。

   

写真に変化が乏しいけん、途中のサンディングの様子をあまり撮ってませんでした。

ウッディプライマーを塗りながら、#80→#240までサンドペーパーしました。

 

アルダーの割には色白で木目がはっきりしてて、離れて見るとアッシュっぽく見えなくもナカです。アッシュ程やないけど。2Aやけんキレイなん?。

 
オイル塗装の下塗りとして、シャバシャバに薄めたカシュー(クリア)を塗ります。クリアでもこんな色です。特にアルダーにオイル塗装の場合は、これしといた方がヨカです。直接オイル塗装すると、色がズンドコ濃くなるとです。
 

表面にしみ込ませるだけで、塗ってすぐ拭き取るとです。この時ばかりは有機溶剤を使ってますので、苦情が出ん様に短時間で終わらせてしまいたいトです。私もクラクラです。

「また靴下やなかですか。」
「シンナー臭と混じって、よかごつ香りばしよるバィ。そげな訳なかろ〜もん。」

拭き取りました。数日乾かすトです。
有機溶剤は蒸発ですけど、カシュー自体はオイル塗料と同じく酸化重合による硬化だそうです。

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