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◆21.着色-2

 

サイドやネックのマホガニー部分の着色に続き、トップ・バックのメイプル部分に着色します。
またまた、マスキング。

「メープル」という名の黄-黄土色のステインに、ちょびっとポアステインの赤をプラス。水で薄めて濃さを調節。

 

ボロシャツを丸めて、擦っとります。メイプル(白っぽい木)にこんな積極的な着色するのは初めてやけん、ビビリながらやっとります。

ゴシゴシ擦り込んどるので、マスキングの端がめくれてしまう。
ムラなく塗れました。

 

重ね塗りして、もうちょい濃くしたとです。

乾くと、ベタッとした色になってトラ杢が目立たなくなります。
端材でテストした時と大きさが違うけん、色の感じが違うのぅ。

 

 

 

翌日、#300でザーッとサンドペーパーをかけて、表面のステインを少し落とします。

あ〜ら、杢が見えてきました。

裏面も同様にサンドペーパー。

次に、この発色のイイ着色料(レモンイエローに赤を微量プラス)を重ね塗りするトです。かき氷の黄色ですな。

トップも。

この方法は、Jeff Miller さんのサイト(Gaudy Paul / Variax/Double-Cut #2)を参考にしたトですが、Jeff さんのトラやキルトはもっと激しい着色がされています。どうやってすんでしょう? 練習で下地の着色に黒を少量混合してみたら、サンドペーパーで落としても全体に黒ずんで奇麗になりませんでした。もっと削るんやろか。

 

杢がはっきりしてきました。

乾いてくると、また明るい色になって黄色が強かです。

 

 

翌日、マスキングを剥がしました。バインディングにはみ出した着色をカッターナイフの背で削り取ってます。この後、サンドペーパーで均しておきました。

ヘッドも。ヘッド面には、焦げ茶色で着色してあります。

ボディバックの端は、サンドペーパーで着色を落としてます。バインディング風。

マスキングテープのノリが少々残っとりましたので、指と歯ブラシで擦って落としました。

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