<<Back --- Menu --- Next>>

◆01.Newトラスロッド

36インチスケール・24フレットのベースのネックには、市販のベース用トラスロッドでは長さが足らんとです。35インチスケール・24フレットのネックでは、なんとかギリギリちゅう感じ。どげんすっとね???

 

トラスロッドを探して有限会社「TATSUTA」さんのHP にたどり着きました。アマチュアの私を相手にしてくれるんやろうかと思いながら、メールで相談してみました。非常に親切に対応してもらっています。
プロの工房にも使われているβチタンロッドをサンプルとして送って頂きました。

まずは、シングルタイプのβチタンロッド。丸棒をプレスして平板にしてあります。すんばらしいアイデア。ロッドがしなりやすいし、木に密着して良いに違いない。ねじれにくい?。しかも、軽くて強くて錆びにくい。

 

次はサイトにも製品案内されている、8mm角のアルミチャンネル+βチタンロッド。市販のアルミチャンネルロッドに比べて、細くて軽い。

タツタさんの元にNo,11グッチテレ松が旅立っていきました。ありがとうございます。

 

相談して、36inchベース用に作ってもらった長いトラスロッドです。35インチ・22フレットのネックにまで使えるつもりで、650mm に決めました。指板側がチタンで、ネジの方がβチタンだそうです。

五弦ベースでGuitarWorksさんのダブルタイプロッドでは、そろそろ限界といいましょうか、余裕がほとんどない状態でした。たわませ方によっては、シングルタイプの方が効くそうですが、きつく締めた時に木部へのダメージがあるかもしれないということで、ダブルタイプを作って頂きました。

 

丸棒側もプレスして平板状にしてあり、共振防止のチューブがかぶせてあります。幅8 ×高10mm 。

中央から少し外れたところにロッドをたわませるスペーサーが入っています。これがミソか!。

 

 

実は、このトラスロッドは2本あります。1本は、五弦ベースのネックでの効きを証明するために、テスト用のネックを作って仕込みます。9月に大阪で開催されるサウンドメッセのタツタさんのブースで展示されるかもしれません。

36inchスケール・24フレット、五弦ベースサイズのネックです。タツタさんから送って頂いたメイプル材です。

 

ここからしばらく、テスト用ネックです。No,21 ではありません、お間違いのないように。

はまりました。

トラスロッドに合わせて、ツキ板で調節。

 

展示用やけん、変わったデザインでなく、フェンダースタイルのヘッドにしときました。

パッと見て五弦と分かるように、ペグの穴も空けときました。ペグは、付けんけどね。

 

ヘッドとネックを少し大きめにカット。

ヘッドを薄くするには、いつもはバンドソーを使うとりますが、ヘッドがでこうて使えん。

ほんなら、あれか。

あ〜あ、ズボズボしよる。

 

ノミで掘るとです。

その後は、セーフTプレーナー。

<<Back --- Menu --- Next>>