有限会社「TATSUTA」さんからNew! スーパートラスロッドが届きました。8×8ミリのカーボン角パイプの中にβチタンのトラスロッドが入ってます。 ベースでは、補強用として別にカーボンロッドを2本入れる場合があります。カーボンロッドを2本入れるより、角パイプにしてトラスロッドと一体にしてしまえば、カーボンの費用が安くなるやろうし、強度もいける?という発想です。タツタさんに軽い気持ちで、カーボン角パイプと言うたとですが、なかなか思うようなサイズが無かったみたい。 |
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平板βチタン2本のダブルタイプです。トラスロッドは、すっぽり抜けます 実は、これダブルアクションです。ナットを締める方向にも緩める方向にも回しても、ナットの位置が変わらん様になっとっとです。 いつもの鉄のトラスロッドよりかなり軽い。音も違ってくると思います。 |
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ダブルタイプと、ダブルアクション(=2way)を、違う意味で使うとりますので、お気を確かに。ナットを締めると、指板側を押します。 ナットを緩める方向に回すと、反対方向を押します。 |
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カーボン角パイプは、肉厚が0.5ミリぐらいですが、思ったより強い。強い力が加わったら、割れんやろか。 |
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もう一工夫します。押し返す力を強くするために、スペーサーを入れて下側のロッドをたわませます。シングルのトラスロッドを仕込む時と同じ仕掛けやね。市販アルミC チャンネルのトラスロッドにも、スペーサーが入っとるのよ。分解してみてちょ。 チークの平板でスペーサーを作ってます。2ミリのスペーサーを入れる前提でロッドが作られています。5〜6フレットあたりに山の頂点が来るよう削っとるとです。山の頂点を「キックポイント」と言うそうです。キックポイントの位置等は、作る人やギターによって変わるけん、製作者が作らにゃ。 |
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スペーサーを入れるとこんな感じ。スペーサーの両サイドは、ほとんど厚みがないぐらいまで弓なりに削ってあります。 | |
端の隙間にもスペーサーを作った。短かった?。 |
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スペーサーを指板側のチタンに接着。ボンドスーパーXを使うたと、一晩置いときましょう。もう一方のチタンは、接着したらいかんバィ。 |
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接着中に、ネックの形を整えとっと。 |
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トラスロッドには、共振防止用の熱収縮チューブを被せます。この状態で、カーボン角パイプにぴったし入るはずでしたが、きつかったんで後で所々チューブをカットしました。 |
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取っといた三角の端材をヘッドに両面テープで付けて、 トラスロッドの溝を掘ります。8ミリ角です。 |
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ハマった。 |
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ヘッドの耳を作りよると。このネックの端材です。こげな端材が役に立つのは、よかコツばぃ。 |
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気まぐれで、耳にローズウッドのツキ板を接着。 |
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耳を接着。 |