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◆18.赤

 

ロッドカバーを作るバィ。Gibson と同じ2点留めをご要望でしたが、トラスロッドのナットがネジの部分にあるんで、できんとです。そんで、1点留めにする事になりました。
ネジ穴の部分がすぐに割れそうやけん、アルミの板で作ることにしました。今年、博多駅に出来た東急ハンズで買ってきたと。

ヤスリと、サンドペーパーで整えて、

下地の白を塗りました。ところがこの白のスプレー缶、この後に塗るラッカー系(赤)のスプレーと同じメーカー・種類だと思っとったとですが、全然違う水性のスプレーを吹いてました。ボケとっとやなかね〜。

試しに白の上からラッカー系のスプレーを吹いたら、、、ドロドロに溶けました。やり直し。

塗料を削り落として、ラッカー系(赤)を3回吹きました。

 

ボディのバインディングとバック、ネックをマスキング。

 

塗装ブース、いやベランダへ移動。ロッドカバーと同じラッカー(赤)を吹きました。

記念に、風景を入れてみました。

木目が見えない塗り潰しをご希望でしたので、3回吹きました。
マンションなんで、苦情が来そうでヒヤヒヤしながらやっとっとです。今年は、省エネでご近所も窓を開けとるかもしれん。近所の皆さん、ごめんなさい。

 

夜になって、生乾きのうちにマスキングを剥しました。一部、マスキングがうまくなくて、メイプルが露出しとる。タッチアップ。

色が少しオレンジっぽく見えますが、本当は真っ赤です。

 

 

翌日、はみ出た塗料を削っとると。こりゃ細かくて難しいのぅ。目がチカチカする。

部分的に、ステインで修正。

着色前に、マスキングの糊でザラザラしとったけん、磨いてます。

 

再び、マスキング。

 

茶と黒を混ぜたステインで、着色。

数回重ねました。

 

 

翌日。
水性ウレタンでは、バインディングのプラスチックに食いつきが悪いので、下地としてラッカーのクリアを吹きました。

今日は、風が強くて、スプレーの霧がモアッと飛んでく。マンションの皆様、再びごめんちゃい。年に数回だけやけん、許して。

この合成樹脂塗料の缶スプレーは、乾きが早くさらっと硬いので、ええ感じやなぁと思うとったら、作業用のゴムシートで溶けまくるのでありました。早く気付いて良かった。

ロッドカバーには、転写シールでロゴを入れて、クリアを吹きました。書体に著作権があるかもで、モザイクかけとります。

下には、「TATSUTA □CARBON+β TITANIUM TRUSS ROD」の小さな文字を入れました。なんか表記しとかんと、チタントラスロッドの有り難みを忘れ去られてしまう。もっと派手なマークを作ったらええのう。

シールの段差が、くっきり。

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