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◆01.ストラップピン修理

 

オレンジ色ベースのオーナー・友人から、またまたGibson レスポールの修理です。以前、参考としてお借りしとった2000年製Standardです。

どっピンクのケース内張り(掛ふとん付き)がゴージャス。

 

ストラップピンが抜けてしもうたそうです。ズボズボどぇ〜す。

ボンドで補修した跡がある。ここまで行ってしまうと、穴を広げて木で埋め直さんとイカン。

Gibson でも容赦せんバィ。埋める棒の径の都合で7ミリの穴。

 

マホガニーの丸棒があった。元は直径8ミリやけど、精度が悪くて7ミリまで削り直しました。タイトボンドを付けて、

打ち込んだと。

 

 

数日ボンド硬化を待ちんしゃい。クジリで中心にぎゅっと穴をホガして、

ドリルで穴あけ。マホガニーやケン少々キツメの径で。

友人が持って来た JIM DUNLOP のストラップロックです。

 

一度ネジを入れて外して、瞬間接着剤を染み込ませて補強しときます。瞬間接着剤は一番普通のシャバシャバなタイプを穴に垂らして、針金でゴニョゴニョして奥まで染み込ませます。

アッシュやメイプルなどの硬い木では、瞬間接着剤の補強は必要ありません。きついとネジの方が折れてしまう場合があります。まあ、あのいや〜な瞬間(手応え)を一度は経験してみなはレ〜。

 

お尻側は、大丈夫やったんで補強だけしときました。

  

水性ペンと塗料でお化粧しといて、

 

修理完了です。またもげたら、もっと硬い木で埋め直しましょう。

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