<<Back --- Menu --- Next>>

◆01.栃・チューナーノブ

 

幅370×長1600×厚21mmの栃が2枚。テーブルにするには、少し薄いか。1P2枚を貼りあわせて、ベースボディ3台分です。暗中さんも栃の木でベースを作られとりましたね。どっかのサイトで栃はアルダーとソフトメイプルの中間と書かれとりましたが、そんな感じです。硬くて響きは良さそう。

乾燥までの反りが激しいとです。反るちゅうか、縮んで歪(ゆが)む感じ。乾燥材として購入してプレーナー仕上げもしてもろうたのに、じわじわと反りよっとです。できれば、早めに反りを矯正しながら接着してしまいたい。

カット。

トップとバックの組み合わせを考えて、3台分。

木口の割れ留めに、その辺にあった塗料を塗っとくとです。木材屋さんは、ロウを塗っとる?。

スポルテッドを作ろうとして、あんましキレイにならんかった感じ。

 

栃/マホガニー/栃の三相構造にします。アコギ用バック材アフリカンマホガニーを接ぎ合わせ。

中央を押さえとる木は、このベースのネック材です。

バックの栃の接着面をキレイにして、

 

タイトボンド。

マホガニーと接着。

 

数時間後、トップの栃を接着。栃のゆがみを押さえ込んどります。 きっと半年以上先か数年後に使うと思います。

 

翌日、クランプを外しました。厚み46ミリ。少々反っとりますが、表が凸に曲がっとるんでそのまんま使うちゃるバィ。

 

もう一台分接着しときます。栃だけの2層で42ミリ厚。これも歪んどって、2枚を重ねて置いてみると、こんなに隙間がある。

タイトボンド。

強制、いや矯正接着!。板の中に応力が発生します。きっと時が解決してくれるでしょう。

その後、このベースのボディトップは暗い色にしたくて、使いませんでした。

 

 

円筒形のペグのツマミを作ります。スポルテッドメイプルの端材を張り合わせとっと。

 

もうちいと精度よく作りたいんで、Lアルミにサンドペーパーを貼り付けて、直角に削っとります。

8個分出来た。

その面を基準にして、垂直に固定するためのVブロックもどきを作りました。精度は、?ですけんど、ほぼ大丈夫でしょう。

 

そんで、ボール盤に付属しとったバイスは大丈夫なんかいな?。

じぇ〜んじぇん直角が出とりませんでした。こりゃただモノを固定するだけのもんですね。

ばらしてみたら、バリ出まくり。

 

バリを削ったらマシにならんやろうか。

全然ダメ、せめてこの板を垂直にしたくて、フロイドローズのナット用のシム0.3ミリを挟みました。

 

これで、精度アップ。

前よりかはだいぶマシになった。

<<Back --- Menu --- Next>>