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◆00.計画

 たまにジャズっぽいギターが欲しいと言われる事があって、気になっとったとです。私は、超スタンダードなアーチストをかするぐらいにしかJAZZを聴いとらんとです。そげんこつで、本格的なフルアコまでは考えておらず、今までの延長でフロントPUがハムのセミホロウテレぐらいを考えとりました。そこでタイミングよくジャズ・ギタープレイヤーのST さんからメールが有り、JAZZ っぽいテレキャスターを作ることになりました。

STさんは、ライブではL-5CES を使われているそうです。作るギターは、フルサイズのフルアコではなく、持ち運びやすいジャズ・ギターがコンセプトです。2本ギターが入るギグバックで、一本はエレガット、もう一本がJAZZができるエレクトリックで演奏に行きたいそうです。

そげんこつで、ヘッドもネック角も真っ直ぐのフェンダースタイルで、箱鳴りのするフルアコのテレ!っチュウこつですばぃ。

こんな図が送られてきました。PUはフロントだけで、JAZZっぽいブリッジとテイルピース。

 

ネックとボディが真っ直ぐのフェンダースタイルやけん、Gibsonタイプのブリッジでは高さが合わん。彫り込む手があるとですが、フルアコでは出来んし。ブリッジも作ったら!チュウ話になって、図のブリッジの試作を作ってみました。

 

シタールギターの時にも使っとった実験用ギターに付けてみました。捨てとらんで良かった。台座もブリッジも固定してなくて、乗っかっとるだけです。

いけたや〜ん。
3弦は巻き弦だそうで、サドルの補正が違ってます。

図面を作りました。STさんに確認が取れたところで、アイチ木材さんに注文しました。

 

ネックは在庫の木材で作るとです。センター水目桜、オバンコール、購入してから8年モノのハードメイプル、5P です。

ST さんが使われているGibson L-5CES は、メイプル・ローズウッドの5Pネック、フェンダースケール=25.5"だそうです。知らなんだ、

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