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◆01.ネック

以前よりお問い合わせを頂いていたSP さんより、オールローズのVoodooタイプのストラトの話がありまして、No,33のストラトと同時進行で作る事にしました。しかも、ローズウッド材を所有されているそうで、、、ただのギター好きではないでしょう。

最初は、FenderのVoodooストラトタイプちゅう話やったとですが、ブライアン・メイのファンちゅうことで、レッドスペシャル仕様のオールローズ・ストラトとなりました。SPさんは、すでにレッドスペシャルのモデルをお持ちだそうで、こげんなったみたいです。

610mmショートスケール24フレット、極太ネック、Tri-Sonicのストラトです。もはや、ストラトとは言えんかも。

 

なんと、木材だけでなく、フレット以外のパーツも全部送られてきました。ストラップピンがレッドスペシャル仕様、すんごいマニアです。

LMIのネック用柾目ローズウッド。最初の難関は、ネック材の厚み加工。厚みを削る機械を持っとらんので、けっこう大変な作業です。このバンドソーでは、カットする高さが5ミリ足らんかった。残念。

 

となると、私の持っとる工具では、ボール盤+セーフTプレーなで地道に掘るしか無いとです。2時間ぐらい?かかって25ミリ→19.5ミリまで削りました。粗い加工しかできんのよね。
今回は加工の手間の都合で、ネック材19ミリ厚+指板8ミリ厚=27ミリ厚でネックを作ります。いつもより、指板が厚い。

大量の木くずを見ると、料理の燻製に使えんかいなと何時も思う。思うだけで、燻製未経験。木くずは、捨てられたとです。

 

サンドペーパーを新調して、面を平らに削っとります。

SPさんから送られてきたトラスロッド。丸い鉄棒が回転しないタイプのダブルアクションタイプです。最近のStewMacで売られとるトラスロッドによう似とる。

ルーターで溝掘り。

丸棒が回転せんチュウ事は、赤いチューブのまま仕込んでヨカ。ロッドの頭の部分の溝をあれこれ削って、6ミリ幅の溝で押しこんだらハマった。

ネックエンドを直角・垂直にカット。

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