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◆01.ブリッジ

STさんより、No,31 Jazz TL が改造のため戻ってきました。このギターは、フルアコで完成し、その後ブリッジ下にセンターブロックを入れる改造をしました。

もう少し音の伸びが欲しくなってきたそうで、ブリッジを変えてみたいチュウご要望です。すんばらしい探究心。フレットの擦り合わせもやります。
もし思ったような効果が得られんかったら、穴が残ってもいいので元に戻すかもしれんそうです。

 

弦高などを含めてFenderスタイルの設計になっとるため、レスポールタイプのブリッジは背が高すぎて難しい。そんで、Fenderタイプの固定ブリッジにしようチュウ話になったとですが、メインで使われとるGibsonのフルアコに合わせて?弦間ピッチが10ミリなんです。

10ミリピッチのブリッジがなかなかなくて、探したとです。StewMac にあった!。ST さんに購入して頂き、ギターと一緒に持ってきてもらいました。

あら?弦裏通しやと思うとったけど違うた。そのままでは使えんので、まあヨカばぃ。

 

ネックの小さな凹みを補修。

オイル塗装。

 

センターブロックの位置・サイズに余裕がなく、後の3個の固定用木ネジが使えんとです。ネジ位置を変えて、弦裏通しにします。

 

図面を透明シールに印刷して、貼りました。位置を合わせるために何度も貼り直したとです。

サドルを付けてみて現物確認。

固定用のネジ穴と、弦を通す穴を空けます。

軟鉄より硬い感じの鉄でした。3ミリちょっとの厚みが有る。油をさしながら、慎重に掘っとっと。

 

木ネジの穴を面取り。木工用のビットしか持っとらんかったけん、鉄工用の面取りカッターを購入しました。

ガタガタになってしまうんで、あれで削りました。練習のアルミでは上手く行ったのに、金属加工は難しいね。

 

よかろ〜もん。

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