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◆02.ビザール1-1

音が出ない状態で、オークションで買われたそうです。ブランドがない。1960年代の国産ビザールだそう。面白いですね。

アームバーが無い以外は、フルオリジナルや〜ん。

 

早速チェックしましょう。
ペグのブッシュ、、、プラスチックのリングが接着してあるだけ。ポロポロ取れて、3個しかありましぇ〜ん。ペグはギリギリ使えそう。

トラスロッドは、一応回る。

こんなモンが有るとは知らなんだ。アームを動かすと、テイルピースの部分がネック側に倒れるんやの〜て、6弦側を支点に1弦側が上下に動く!。実用性は、無さそう。

 

出力ジャックを少し削ったら、音が出た。ラッキー。なんと、スイッチもVOL, TONE のポットもガリ無しで生きとる。

出力ジャックは、交換します。

ピックガードを外したボディは、、、積層合板は珍しゅうなかですが、PU のザグリがない!。PU は、ピックガードの表に取り付けてあった。PU の高さ調整はナカです。

ピックガードからPU を外してみたと。中はキレイ。磁石が両サイドにあって、凸型に曲げた鉄板が入ってました。


ペグのプラスチック-ブッシュの代用品を探しまくりました。プラスチックハトメにピッタリのサイズの物があった。

元々、ペグのBushing(軸受)にGrommet(ハトメ)が使われていたのではないでしょうか。

 

0.5ミリ穴を広げてます。

ハトメの滑り止めの突起を削りようと。

 

プラスチックハトメは、穴に打ち込めるほどの強度がなく、一応キツキツなんやけど接着します。ポリカーボネイドだそうで、接着剤が限られる。

ネジ穴を瞬間接着剤で補強しときます。ネックは多分ラワンで、干からびてもろくなっとる。

 

ナットは交換して欲しいチュウコとで、外しました。

お掃除。

ネジも軽くお掃除。

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