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◆18.着色-2

塗装ブースじゃなくてベランダに移動です。バインディング等のプラスチック部分には、水性ウレタンの乗りが悪い事が分かって、プライマーとして缶のニトロラッカーを少しだけ使うとです。

近所の皆様ごめんなさい、ちょっとだけやらしてちょうだい。くそ暑いけん、冷房をつけて窓を閉めとる事を祈ります。

 

ボディトップとヘッドにも吹きました。

 

黒がクッキリしてきました。

虫食いの小さな2穴を今頃になって発見。サンディングの粉で埋まっとって、気付かんやったみたい。この状態から修正は難しく、悩んだ末続行することにしました。

 

 

数日後、明るい部分をさらに白っぽくするために、ザ〜ッとサンドペーパーをかけました。

 

端材で、何度も着色の実験をしました。
黒ステインで杢の黒い筋を作っといて、

 

発色の良い明るいオレンジを重ねて茶色を作る方法でいこうと思うとったとです。

しか〜し、本番直前になって黒+オレンジ=茶色では、黒筋がな〜んか不自然に思えてきました。Jeff Miller さんのサイトを見ても黒を使ってないし。

 

同時に同じ材の端材で色をチェックしながらやっとります。そんで、黒をほとんど落としちゃいました。

染料系の赤+黄=オレンジに少しだけ青を入れて、木に染み込ませるように多めに塗ってみました。
おお!これやん。やっと出来た、これでいこう。青がポイントやった?。
染料系は、赤が紫外線で抜けてくる問題があるらしいとです。古いレスポールもそうですよね。色がうまくいったので、これでいきましょう。

 

黒を落とし始めました。

まだ、1/3。

いや〜大変、やっとここまで。うっすら黒が残っとるぐらいでもヨカでしょう。

虫食いの穴を埋めるチャンスです。跡は、残るけどね。時々、虫食いの穴があるとです。昔マホガニーにもあったなぁ。

 

黒を落とし始めて数時間後、やっとサンディング終了。
実験で色を作っとった染料です。液の色だけでは何色か分からんトです。

実験した端材と同じ色になるはず。

ボロシャツに多めに染料を染み込ませて、サ〜っとたっぷり塗っとります。ちょっとドキドキ。写真を撮る余裕が無くて、手ブレしとる。

よっしゃ〜!ヨカローもん。緊張したけど、嬉しか〜。

洗剤と歯ブラシで手を洗っても、色がとれんとです。

乾くと色が薄うなるとです。クリアをかけるとまたクッキリしてきます。

 

 

翌日、色止めのためにESHA ウッディプライマーを塗っとっと。少し酢が入っとるとです。

乾くとまた地味になる。

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