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◆18.弦高

ところが、HI さんにベースが到着した後、連絡がありまして、、、
3, 4弦の開放弦とローポジションでビビりがあったそうです。今は梅雨の最中で、福岡と札幌では気温だけでも5度違います。さらに湿度も違うやろうし。それとも、輸送上のトラブルかとモヤモヤしとったトです。

写真が少なくて、文字ばっかりでごめんちゃい。

一応、トラスロッドを緩めたり3, 4弦の弦高を上げてもらったりしたんですが解決に至らず、一週間ちょっとで戻ってきました。

戻ってきたベースをチェックしましたが、送る前に調整していた頃と変わりありませんでした。運送上のトラブルは、無かった様子です。言われているビビりの現象は、分かりました。生音で、ビビりの音が出ます。

弦高低めをご要望でしたので、アンプからの音で分からない程度のビビりは良しとして、弦高を低くセッティングして発送していたのが原因です。低すぎた?。

 

短い定規と長めの定規で、チェック。トラスロッドを緩めてもらっていたので、少し順反りです。これも、思っていた程度。トラスロッドをいじってみましたが、ネックやフレットには問題なさそう。一安心。一応、フレットを一部削りました。

ほんの少しだけ、順反りの状態までロッド調整しました。今は7月です。冬には、ネックはどっちへ動くんか?。

弦高測定は、12フレットの頭から弦の下側の距離です。
インターネットで調べてみると、ある工房では標準をベース4弦:2.8mm --- 1弦:2.3mmとしているページがありました。
メーカーでは、2.5mm ぐらいを標準としているというサイトもありました。

さらに調べていくと、ベースの弦高の好みの幅はギターより大きいようで、ベースの4弦で、低い方では1mm 、高い方では3mm でも音がビビるので3.8mm まで上げるという意見もありました。
そういえば、No,17 のオーナーのスペクター五弦は弦高がむちゃくちゃ高かった。

 

それで、標準と思われる2.5mm ぐらいのセッティングで調整し直してみました。ビビりは、かなり解消されています。全く無くなった訳ではありません。

今後は、四弦で2.5〜3mm のセッティングにして、後はオーナーさんで好みに調整し直してもらうようにしようと思います。

さらに一週間、様子をみてから札幌へ発送いたしました。
再び、さようなら〜。

今度は、問題なかったようで、気に入ってもらえました。あ〜よかった。

 

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