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◆00.計画・ヘッドピース

STEINBERGER やStatus Graphite で有名になったヘッドレスベース。流行った頃は、色んな日本のメーカーも作っとったね。
学生の頃、Greco GO-II 700 (ギター)を持っとりました。たまたまブラス製のトラスロッドカバーを外して弾いてたら、アンプからの音が生々しくなって気に入ってました。きっと、バンドメンバーは気付かん程度の違いでしょうけど。それで、ひょっとしてヘッドは軽い方がヨカやなかろうかと思うとりましたが、確証のないまま齢をくうてしもうた。
そんでくさ、急にヘッドレスベースに興味が湧いてきたとです。

問題は、パーツです。ダブルボールエンドの専用弦も使いとうなかです。
日本でも購入できそうなパーツがUSA製のHipshot。四弦のセットが37500円、五弦が42800円(2013.12)。モノにもよりますが、通常のベース用ブリッジ+ペグの数倍のコスト。う〜ん、 Steinberger Spirit が買える〜。

写真は、ドイツ製ABM社のパーツ。ブリッジ部がありませんが、この二つのパーツで約18000円。同社のブリッジも入れると、約3万円。高かね〜。

 

チューナー部の構造はとてもシンプルで、弦のボールエンドを引っ掛けるパーツをネジで引っ張るだけ。
こげな細いネジで引っ張ると〜?。

チューナー部の本体は、さすがドイツ製、ワンピース真鍮から削り出しらしい。こりゃ凄い、値段も高いわけやね。

 

これは、同じくABM社の五弦用ヘッドピースと、モノレールタイプのブリッジチューナー。五弦セット=ヘッドピース+チューナーブリッジ×5個で、約3.3万円。

中の部品は、四弦用と共通でしょう。

 

なんとか安うに作れんかと、悩むトです。難関は、二つ。ヘッドピースとブリッジ側のチューナー。

まずは、ヘッドピース。高さ10ミリ, 長さ20, 幅38のアルミから作る設計にしました。DIY店に行ったら、5×20のアルミの平板しか無かったんで、カットして2枚を瞬間接着剤で張り合わせたと。

その後、大きなDIY店でで10×20のアルミを見つけた。

 

弦を締める穴と、

弦が通る穴。この穴は、約13°傾いとっと。木片を挟んで、だいたいこんな角度で。

 

木ねじ用の穴、サラモミ。

タッピング。

ルックスは、?ですけんど、こんなもんで。

 

磨きました。いかにもアルミっぽい色。

黒くしたいけど、、、後で検討します。

通常のM4ネジで締め付けたところ、弦の巻線を切断しとる。弦の芯線も切れてしまいそう。
アルミの強度には問題なかバィ。

 

イモネジを買うてきたと。イモネジの先は、角が斜め(C面)に削ってあるんで、弦にはちょうどよかった。
DIY で作れた!。

当初No,29は、ヘッドレスベースの前にFanned Fret ベースを企画しとって、パーツを集め始めて図面まで出来とったとです。ところが、ヘッドレスのパーツ作りが面白くなってしまいNo,29はこれになっちゃいました。

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