<<Back --- Back to Menu --- Next>>

◆03.ボディ切り出し

Back板は、色の組み合わせを考えてアフリカンマホガニーにすることにしました。ホンジュラスマホガニーの方が、かなり高級品ですけどね。

セミホロウボディのフレームは、右側は1枚モノ、左側が2層でコンター・エルボーカットの加工をします。左側は、半分の厚みの1枚板から2つ部品を切り出します。1ピースでもできるけどね。
コンピュータのおかげで、木取りまで検討できます。片方を裏返すことによって、少し反った板でも向かい合わせで接着して矯正できます。アイチさんから半年前に買った18mm厚のバスウッドが、反ってしもぅとるとです。

 

スプレーボンド55で図面を貼って、切り出しの準備ができました。
セミホロウボディに使うと注文したら、セミアコ335サイズの板らしくて、こんなに余白があります。たぶんアコギ用と同じサイズでしょう。安くなるなら、小さなサイズで指定して買ったほうがいいですね。もったいないけど、センター2ピースなので中央を使います。パドウクは、端材で指板がとれそうです。

参考に、右のくりぬかれたハードメイプルはグレッチョのback板を(大きめに)切り取った跡です。大きさの違いがよく分かります。なんかに使えんかいな。

 

バンドソーで、切り出しバィ。

 

トップ・バック板、フレームを切り終わりました。

 

センターブロックの加工です。左右のセミホロウの部屋をつなぐ空洞を作ってます。
前回のテレ松より大きめです。

これが健康に良くないと噂の(真相は不明です)パドウクの粉。古くなった一味唐芥子みたいで、毒々しい色です。あくまで噂の域です。でも、どんな木でも粉を肺に吸わないようにしときましょう。スプレーボンドも吸わないように注意しましょう。
初めてパドウクを削った感想は、「サックリ」硬いです。

 

ノコで切れ目を入れて、ノミで掘ってます。

バキバキ割れていきます。なんか、もったいない。

 

最後は、ルータで均しました。

うぉぉ、肌がただれる、、、わけナカですバ〜ィ。

二度と見ることも無い部分も、ちょいと丸めておきます。ここは、音の通り道です。
 

タイトボンドバィ。この前に、接着面をブラシと濡れ雑巾で掃除しています。ズボンがずれとっとで、決して短足やナカです。デブでもないとです。

Back板に接着バィ。センターラインが、見え難い!
ハミ糊ば、とっとくとです。

アームのスプリングキャビより後に、空洞です。

<<Back --- Back to Menu --- Next>>