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◆04.ネック-2

このギター用にクリーム色の石目調のポジションマーク(5ミリ)を作りました。樹脂粘土で作ってます。プラスチックより、ちょっと柔らかい。
樹脂粘土の制作過程の写真を撮ってなかったので、また今度紹介します。

インレイにも何時かは挑戦したかとです。こーのさんの文字インレイやHIROさんの鷹インレイを見てしまうと、まだ手を出す気になれんとです。

ゼリー瞬間接着剤で埋め込んで、出っ張りをナイフで削って、さらに隙間や凸凹を埋めるために瞬間接着剤を盛りました。
どげんね、カスタム風でヨカろ〜モン。

ヘッドの三丸マークは、黒柿に合わせて黒にセンニャぁなるまい。というわけで、エボニー指板の端材から、6ミリの杢栓を作ります。

 

エボニーを埋め込みます。タイトボンドで接着。

おしい!丸の形が近くで見ると少しゆがんどる。位置はエエのに。少し離れて見ちゃりんしゃい!。

トラスロッドにレンチを入れる溝が小さいような気がしたので、斜めに広げます。

ロックナットをどれにするか悩んどると。左から43mm幅、42mm幅のフェルナンデス、41mm幅のGOTOHです。一般に購入できるFloyd Rose やGOTOH は、41か43(小数点以下はおいといてチョ)ミリの2種類です。フェルナンデスは長さや高さのサイズが特殊でこれ一個しかありません。

個人的には42mmが好きなんですけど、販売してるのを見つけられません。以前は、あったんですけどね。

42mm幅は最後になるかもですけど、フェルナンデスにします。通常のタイプならツキ板2〜3枚のところ、フェルナンデスのロックナットに合わせてローズウッドのツキ板を5枚貼り合わせました。エボニーと色が合ってませんね。後で、色を付けるかいな。
現在ナット幅42.5mmぐらいです。サンディングで42mmになる予定。

こんな感じ。

 

ペグ穴をあけましょう。GOTOHのロトマチックタイプを使います。裏から10ミリ、表から8ミリ。

Pegを辞書で調べると、「木くぎ; 栓(せん); 掛けくぎ(goo辞書より)」となってます。バイオリン等に使われている木棒の糸巻きから来てる言葉ですね。

確認のためにペグを取り付けて見ましょう。あれ、ヘッドが厚すぎです。ヘッドの厚さは、14.5mmあります。
GOTOHのワッシャーは、分厚いですよね。ヘッドを薄くしないで、他のメーカーの薄いワッシャーと取り換えました。
 

つまみは、パール柄でエエかな。黒柿より目立ちすぎかのぅ。

色んなペグを引っ張り出してきて、どれがエエか検討しよるト。こんな事しよう時が楽しかったりします。いつの間にか、ペグの在庫がこんなに、、、。
半九「このまんまバラバラのつまみも面白〜ナカね。」
博士「 お菓子の家みたいじゃの。 」

1弦に付けたニッケルメッキのペグが主張してなくて、渋いような気がしてきました。ロッキングの必要はないし。
まあ、完成するまでに決めりゃあええか。

ネックの両サイドを指板をガイドにしてカット。

指板を接着したら若干逆反りになってしまいました。ギターの場合は、誤差等を順反り方向にもって行くつもりで作ってます。おかしいのぉ。ダブルアクションのトラスロッドならヨカですけどね。指板を削って平らにしました。ネックを削ったらまた反るんやろうなぁ。
ベースの場合は、少々なら逆反りでも弦の張力が強いので大丈夫。

指板R削りで汗をかきましょう。今晩また鼻クソが黒うなるかのう。マスクしとるトです。

中央まで削れたら、ちょっとづつ削って直線になるように調整します。

指板Rにあわせてフレット溝を切り直すと。
やっぱり、溝を広げているような気がするので、次からは最初に深く溝を切るかもしれない。
一ヶ所チップもしたト。瞬間接着剤で、修正。

#600までサンドペーパーして、サンドペーパーの裏の紙で磨くと光沢が出てきました。

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